嶋田病院外科
嶋田病院消化器病センター
2015 年 112 巻 4 号 p. 714-720
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83歳,女性.腹膜播種をともなう径10 cmの結腸癌に対しFOLFIRI療法後にFOLFIRI+Cetuximab療法を行い,5日後に腫瘍崩壊症候群(TLS)を発症した.輸液療法により翌々日に血液データは正常に回復したが,TLSが原因と考えられる機能性イレウスから誤嚥性肺炎を併発し多臓器障害に進行して死亡した.結腸癌ではTLSはまれであるが,そのリスク評価を適切に行い治療にあたることが重要と考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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