市立稚内病院内科
市立稚内病院外科
北海道大学第3内科
1999 年 41 巻 1 号 p. 42-48
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は63歳,男性.嚥下困難を主訴に当科を受診した.上部消化管内視鏡検査にて,腹部食道を中心に1+2+IIc病変,胃角部小彎にIIc病変を認め,当科入院となった.胃全摘と腹部食道切除術を施行され,病理学的所見から食道病変は食道癌肉腫,胃病変は早期胃癌と診断された.食道癌肉腫は移行像を認めず,smooth muscle actin染色が陽性にて,真性癌肉腫と診断され,貴重な症例と考え報告した.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら